社内研修動画制作のポイントと3つの効果
社内研修動画を活用する3つのメリット
まずは、社内研修に動画を活用するメリットについてお伝えします。
1.研修コストを削減できる
講義形式で研修を行う場合、講師の費用がかかります。社内で講師を手配する場合も、講師担当の社員が研修の日の業務時間を使って講義を行ったり、講義資料の準備に時間が必要です。社外で行う場合は、会場費も必要になり、1回の研修にコストがかかり、かつ何度も同じ費用が必要になります。
研修動画を制作すれば、都度講師を派遣する必要もなく、会場を確保する必要もありません。また、動画制作に初期費用はかかりますが、一度作成すれば繰り返し利用できるため、毎回社内研修手配にかかっていたコストを削減することができます。
2.高い学習効果が期待できる
視覚・聴覚から情報を伝える動画を活用することで、より高い学習効果が期待できます。
アメリカ国立訓練研究所が発表している、学習方法と平均学習定着率の関係を表した「ラーニングピラミッド」によると、学習定着率は下記の段階で高くなります。
講義 5%
読書 10%
視聴覚 20%
動画による学習のほうが、学習した内容がより定着しやすいということが分かります。
動画は文字情報の5,000倍の情報量を伝えられると言われています。同じ時間を使って、より多くの情報を得られ、かつ記憶に残りやすいため、動画による研修は高い学習効果を期待できるといえます。
3.学習する場所・時間を選べる
受講者は、動画で学ぶことでいつでも、どこでも学習することができます。講義形式の研修の場合、業務と予定が重なり出席できない場合があります。また、一度受講しただけで、受講内容が咀嚼できない場合もあるでしょう。
動画であれば、社員が自分のタイミングで視聴することができるため、研修機会を逃すことがありません。また必要に応じて繰り返し視聴できるため、定着にも期待ができます。
動画制作のポイント
社内研修動画を制作する際のポイントについてお伝えします。
1.動画の目的を明確にする
研修動画の目的を明確にしましょう。誰を対象とし、どのような場面で見られることを想定した動画なのかを考えます。
誰…新入社員、階級別、全社員、アルバイトスタッフ等
場面…社内の業務用パソコンで業務中に学習、自宅でタブレットから学習、スマートフォンで移動中に学習等
動画のターゲットを明確にすることで、動画の内容や、動画教材の構成を検討することができます。
また、動画が視聴される端末によって、適切なテロップの文字の大きさや、音声のスピードも変わります。
2.構成を決める
1本の動画で完結させる場合と、短い複数本の動画で研修を構成する場合があると思います。
「ハラスメント研修」「コンプライアンス研修」など、単一のテーマを取り上げる場合は1本の動画で表現するのがいいでしょう。
一方、「財務の基礎」「営業研修」等いくつかの目次が必要であることが想定される学習内容については、複数の動画を作成し、目次立てをして整理をし、受講者が順番に動画を視聴できるような全体の構成が必要になるかもしれません。
研修の内容や、伝え方によって動画教材の構成を決定します。構成を決めることで、制作が必要な動画を明らかにすることができ、制作スケジュールを立てることができます。
3.著作権に注意する
研修動画で、外部講師に出演していただく場合や、外部のコンテンツを利用する場合には、著作権関連に注意しましょう。外部講師だけでなく、社員が映像に映る場合も、肖像権に関する同意を取得することをおすすめします。映像の使用ができなくなる事態を避けるために、著作権等の許諾をきちんと取得して動画制作を進めましょう。
社内研修動画はプロに依頼しよう
以上、社内研修で動画を活用するメリットと、制作のポイントをお伝えしました。社内用だからとインハウスで制作を進める場合も多くあると思いますが、映像教材向けの説明や、シナリオ作成には時間がかかります。また分かりやすい教材にするための編集にもプロの技術が必要です。
SKYTOPでは、過去の豊富な経験のもと、毎月多数の動画制作を行っています。動画制作の際には、動画制作の目的・使用用途・内容・予算・納期と納品形式など、詳しくヒアリングを行ったうえで動画制作を行いますので、最適な企画・構成をご提案できます。
また、各工程のコストを明瞭化することを徹底しているため、お客様が導入しやすい環境を整えております。動画制作の際はSKYTOPにお問合せください。
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