プレゼンを10倍魅力的にする動画活用術

プレゼンに活用できる動画のパターン

プレゼンといえばパワーポイント資料によるプレゼンが一般的ですが、動画を挟むことでより見ている人の心をひきつけたり、理解度を深めてもらうことができます。

オープニング・エンディング動画
プレゼンのテーマや、プレゼンで発表する製品・サービスのコンセプト、製品・サービスが世の中に広まった後の未来をイメージを表現します。オープニングではこれからプレゼンが始まるという緊張感や期待感、またオープニング・エンディングともインパクトを与えプレゼンを印象に残すことができます。

商品説明動画
実物を持ち運びにくい商材や、ITサービスなど無形のサービスを扱う場合は、動画で説明すると伝わりやすく効果的です。ソフトウェアなどITサービスを扱う場合、ライブデモも効果的ですが、当日の通信環境や誤作動の危険を考えると、動画を用意しておくと安心です。

社長、開発者の思いを伝える動画
会社の社長や創業者、もしくは製品・サービスの開発者の思いを伝えるインタビュー動画で表現します。ビジョンや、感情のこもった思いはテキストや資料ではなかなか伝わりにくく、動画ならではの強みです。イベントの場に本人が出席できればベストですが、毎回出席できないことを考えると、1本動画があるとより多くの人に伝えることができます。

お客様の声を伝える動画
製品・サービスを導入したお客様の生の声があることで、これから購入を検討している人に安心を伝えることができます。サービスに満足しているという意見を伝えられることが重要です。

プレゼンに動画を活用するメリット

このように、様々な動画をプレゼンに活用することができます。それでは、プレゼンに動画を活用することにどのようなメリットがあるのでしょうか。

1.短い時間で多くの情報を伝えられる
1分の動画でウェブページ3600枚分の情報を伝えられるといいます。視覚・聴覚に訴えかける動画は、静止画やテキストの情報よりも短い時間で圧倒的に多くの情報を伝えることができます。動画を活用することで、限られたプレゼンの時間で、端的に情報を伝えることができます。
また、動画を流している間はプレゼンターに余裕が生まれるので、動画の次のプレゼン内容を確認したり、見ている人の反応を確認したりと余裕を持ったプレゼンを行うことにもつながります。

2.注意を引く・印象に残る
人は、止まっているよりも動いているものに視線を向けがちです。展示会など多くの人が行き来する場面でも、動画を取り入れることで注意を引き、足を止めてもらいやすくなるというような利点があります。また、動画を取り入れることで他のプレゼンと差別化することができ、多少印象に残りやすくすることもできます。

3.ウェブでも活用できる
プレゼンの中だけでなく、ウェブページやSNSなどオンライン上で動画を活用できるのも動画を制作するメリットです。プレゼンは、その場にいる人にしか伝えられませんが、動画はオンラインでアクセスできる人に届けることができます。プレゼンの場だけでなく、プレゼンの後にも見込み顧客にアプローチすることができるようになるのが動画のメリットです。

プレゼン用動画を制作する際のポイント

プレゼン用動画を制作する際のポイントをお伝えします。

1.動画の長さは1分~3分と短めにする
動画はあくまでプレゼンの説明を補足・補強するためのツールです。動画が長くなりすぎると、見ているほうの集中力が切れてしまいます。動画は1分~3分と短くまとめるようにしましょう。

2.伝える情報を絞る
短い時間にまとめるため、伝える情報を絞って動画を制作するようにしましょう。プレゼンターの説明であれば繰り返したり、見ている人からの質問に応じて説明を工夫したりできますが、動画は一度流すと巻き戻しができません。伝えるポイントが多すぎると、逆に見ている人が消化しきれず、伝わらないというリスクがあります。

3.コンセプトに一貫性を持たせる
動画は、スライド資料よりも強く会社・製品のコンセプトが現れます。動画のイメージカラーや実写・アニメーションなどの表現方法、音楽など、動画に含まれる要素でその会社や製品の印象が形作られます。伝えたいブランドイメージに合った表現方法やBGMが使用されているか、一貫性を意識して制作しましょう。

プレゼンの中で動画を活用するときの注意点

多くのプレゼンではパワーポイント等のスライド資料を利用しますが、動画は資料と別のメディアで制作することになります。

動画を挿入する方法は、次の3つが考えられます。
1.スライド資料に動画を差し込み、再生する
2.動画を別のファイルとして開き、再生する
3.インターネット上の動画を再生する

スライド資料に差し込む場合は、見ているスライド上でそのまま再生できるため、プレゼンの流れを切ることなく動画を見せることができます。一方動画ファイルのデータ容量が大きいために、スライド資料そのものが停止してしまう恐れがあります。

別フォルダに格納した動画ファイルを開き再生する場合は、スライド資料に問題が起こる恐れはありませんが、一度ファイルを開きなおしたり、パソコンとディスプレイの接続を止めたりとプレゼンの流れを中断してしまうため、場のつなぎ方に工夫が必要です。

インターネットで再生する場合も、上記別の動画ファイルを開く場合と同様場のつなぎに工夫が必要なことと、会場のインターネット環境によって再生のクオリティが左右される恐れがあります。 インターネット上に公開するメリットとしては、参加者が手元のスマホで繰り返し見ることができるため、プレゼンの事後にも確認することができます。

いずれも一長一短がありますが、プレゼン当日どのようなトラブルが起こっても対応できるようにいくつかの方法で動画を再生できる準備をすると安心でしょう。

プレゼン動画はプロに依頼しよう

プレゼンの中で動画を活用するメリットと、制作や発表時のポイントについてお伝えしました。プレゼン動画は、プレゼン後の受注率や、お客様へ与える印象を大きく左右するため、クオリティが重要です。プレゼン動画を制作する際は、プロの動画制作会社に依頼するようにしましょう。

SKYTOPでは、過去の豊富な経験のもと、毎月多数の動画制作を行っています。動画制作の際には、動画制作の目的・使用用途・内容・予算・納期と納品形式など、詳しくヒアリングを行ったうえで動画制作を行いますので、最適な企画・構成をご提案できます。

また、各工程のコストを明瞭化することを徹底しているため、お客様が導入しやすい環境を整えております。動画制作の際はSKYTOPにお問合せください。

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