「ライブ動画配信」というと「17 LIVE」や「ツイキャス」など、個人向けのライブ動画配信サービスをイメージする方が多いと思います。新型コロナウイルスの影響もあり、企業が消費者に向けてライブ動画配信を活用する事例が増えました。
トレンドライクな今だらこそ、ライブ動画配信を導入してみてはいかがでしょうか。本記事では企業におすすめのビジネス向けライブ動画配信ツールをご紹介します。
ライブ配信ツールの選び方
まずライブ動画配信ツールを選ぶ際に、必要に応じて次のポイントに注目して選定することが大切です。
利用料がかかるのかどうか
拡散性が高い配信サービスかどうか
クローズドにも活用することができるのか
他システムとの連携して運用することができるか
配信後の動画をコンテンツとして残すことができるか
運用するにあたって、サポートが充実しているか
例えば、多くの消費者にライブ動画配信を視聴してほしい場合、拡散性が高く他のSNSでシェアすることができるツールが望ましいと言えます。
反対に、参加申し込みした消費者にだけクローズドで配信する場合、アクセス制限や専用のURLを発行する機能を持つライブ動画配信ツールを選定する必要があります。
初めに、誰に向けてどのようなライブ動画配信をしたいのかを明確にした上で、必要な機能を整理することが大切です。
無料のライブ配信ツールをご紹介
次にビジネスでも活用することができるライブ動画配信ツールを幾つかご紹介します。これからライブ動画配信を検討されている企業の担当者は、ぜひ参考にしてください。
Instagram Live
Instagram Liveは通称「インスタライブ」と呼ばれているライブ動画配信ツールです。Instagramの機能のひとつで、ストーリー投稿をする感覚で利用できる操作性の良さが特徴の一つになります。またターゲティングが容易で、狙ったユーザー層に届けやすいという特徴もあります。
Instagram Liveでは、ライブ動画配信を始めるとフォロワーに自動で通知が届くため、リアルタイムで視聴者を獲得することができます。もちろんライブ配信を始める前にストーリーズや投稿等で事前告知をしておき、より多くの視聴者を集めることも可能です。
YouTube Live
YouTubeは動画コンテンツのブームを受けて、YouTubeのユーザー数は年々増加傾向にある媒体です。中でも「YouTube Live」は、YouTubeの中にあるライブ配信ツールになります。
YouTube Liveは、事前に収録した動画を用意してアップロードしておく手間が不要で、リアルタイムにYouTube上で動画コンテンツを視聴者に発信することができます。
配信したライブ動画は、自分のチャンネルにそのままアップロードすることが可能なので、資産としてコンテツを保管しておくことができるのも大きな特徴です。
配信したライブ動画を保存する場合は、サムネイル画像の設定やリアルタイムの視聴者のコメントを非表示できるなどの設定が可能なので、通常の動画コンテンツと同じ感覚で公開することもできます。
Facebook Live
Facebookには「Facebook Live」というライブ動画配信ツールが備わっています。ビジネスシーンでFacebook Liveを利用には大きく2つの方法があります。
まずFacebookページからそのままライブ動画配信をする方法と、個人アカウントでライブ動画配信をした上で、Facebookページに共有する方法です。
さらにFacebook Liveは、公開範囲を設定することができるという大きな特徴があります。公開ステータスは「全員に公開(Facebook利用者以外も含む)」「友達のみに公開」「一部を除く友達に公開」「参加しているグループメンバーに公開」などがあり、公開範囲を細かく設定することができるため、公開したい範囲に合わせて簡単に設定することができるのです。
まとめ
イベントやセミナーを開催する上で活用したいライブ動画配信ツールについてをご紹介しました。本記事でご紹介したライブ動画配信ツールの中から、自社のニーズに合った媒体を選定し、ライブ動画配信を実践してみてください。
自社に動画配信を企画するノウハウがない場合は、専門の動画制作会社に依頼することもおすすめです。