テレビCMとウェブCM、どっちを採用するべき?テレビ・ウェブCMの特徴を比較

インターネットがテレビの広告売上を逆転

2019年3月、電通が発表した「日本の広告費」によると、インターネット広告売上が2兆1,048億円、テレビメディア広告費の1兆8,612億円を史上初めて上回る結果になりました。インターネット広告市場は6年連続で二けた成長を遂げる一方、テレビ広告は横這い、わずかに減少傾向にあるといえます。

しかし、まだまだテレビ広告市場は大きく、幅広い世代が視聴していることから、テレビ・ウェブをうまく使い分ける時代になったといえるかもしれません。

新規を含め広くリーチできるテレビ、ターゲットを絞れるウェブ

YouTubeやSNS等を活用したインターネット上の動画広告の優れている点は、ターゲットを絞れる点です。年齢、性別、エリア、興味・関心や、また自社のウェブサイトを一度訪れた人へターゲティングするリターゲティング広告など、自社に興味のある人を絞って広告を配信することができます。

近年ではより関心の強いユーザーの絞り込みを広告プラットフォームが自動的に学習し、人間がターゲティングするより高い精度で配信することができるようになっています。

一方テレビは、全く新規のユーザーに対し注意喚起、認知を取れる点が特徴です。インターネット上の膨大な情報の中から自社の情報を見つけてもらうのは至難の業。全く見てもらえない可能性もあります。一方、日常的にテレビを見る人にリーチしやすいテレビCMはインターネットより確実に一定数のリーチを取ることができるといえます。

新規ユーザーに対して幅広く認知を取るならテレビ、ターゲットを絞って配信したいならウェブが効果的だといえます。

まとまった予算が必要なテレビ、小額から調整できるウェブ

テレビの配信枠は限りがあり、1回の配信で高くなりがちです。ローカルエリアの放送で、スポットで放映するのに、30万円~50万円程度かかります。東京キー局で配信する場合、1回あたりの放映が75万円程度、動画制作も70万円~100万円とまとまった予算が必要です。

一方インターネット広告配信の場合は、テストとして数百円単位から始めることができます。また、課金対象をインプレッション(表示された時点)とするか、クリックとするかも選ぶことができるなど、費用対効果を細かく検証しながら予算を調整できる点がメリットです。

ブランディングに効果的なテレビ、拡散に強いウェブ

前述のとおり、テレビ配信の場合配信枠が限られるため、誰もが配信できるわけではありません。配信にあたり、映像素材が適切なものが用いられているか、制作会社や広告主企業の信ぴょう性も問われます。

このように考査の過程を経て放映されることから、テレビで配信される情報への信ぴょう性は高いといえますし、テレビCMを打てるということそのものがブランディングになります。

一方インターネットは、誰でも配信出来てしまう分テレビと比較すると信頼性は得られにくいといえます。一方、インターネットで配信した動画を、そのままSNS等でシェアされ、ユーザー同士での拡散を狙うことができます。SNSでシェアされる情報は、情報そのものの価値だけでなく、シェアしている人に対する信頼から判断されます。配信する動画に、シェアしたくなるような工夫をすることで、狙ったターゲット層の間で拡散され、そのコミュニティ内での信頼を得られる可能性があるのがインターネットの特徴です。

目的に合った動画制作を

テレビ、ウェブそれぞれCM配信の特徴が異なることを説明しました。目的や、CMを見たユーザーに求める行動が異なるからこそ、配信する動画の制作の仕方や、ストーリー作りも配信媒体にあった制作が必要です。 SKYTOPでは、過去の豊富な経験のもと、毎月多数の動画制作を行っています。動画制作の際には、動画制作の目的・使用用途・内容・予算・納期と納品形式など、詳しくヒアリングを行ったうえで動画制作を行いますので、最適な企画・構成をご提案できます。

また、各工程のコストを明瞭化することを徹底しているため、お客様が導入しやすい環境を整えております。動画制作の際はSKYTOPにお問合せください。

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