初めてのライブ配信 企業におけるライブ配信活用例と配信までの準備について

どんな目的で企業はライブ配信を活用できる?

対面で行っていたセミナーやカンファレンス、採用説明会等をオンライン化している企業が増えています。企業がライブ配信を活用するシーンは次のような例があります。

①採用時の会社説明会


特に大人数に向けて一度に実施する新卒向けの会社説明会は、ライブ配信で実施する企業が多く見られました。大規模なイベント会場で行われていた合同説明会をライブ配信した事例もありました。

②メディアに向けた商品説明会


メディアに向けた記者発表会や、新商品発表会をオンラインで行う企業もみられました。完全にライブ配信のみで行う場合と、人数を制限し会場で行っている様子をライブ配信するハイブリッド実施の場合が見られました。

③株主総会


株主総会もライブ配信で行われ、YouTubeなどで公開配信されました。従来は株主のみしか参加しなかった株主総会が、非株主からも注目を集めるきっかけになりました。

④展示会・カンファレンス


大規模イベント会場でブースをたてて行われる展示会も、各ブースごとにライブ配信URLを発行しオンラインで商品紹介が行われました。

⑤社内向け研修


在宅勤務で出社できない社員向けに、研修もライブ配信にした事例も見られました。ライブ配信した動画をアーカイブ化することで繰り返し見られる教材コンテンツになり、多くの社員がいる会社や、全国支店のある会社等は研修費用のコスト削減にもつながりました。

ライブ配信実施までの流れ

企業においても様々な目的で活用できるライブ配信ですが、どのような準備が必要でしょうか。今回は外部向けにセミナーのライブ配信を実施する場合において、配信前後の準備や対応について説明します。

①企画


ライブ配信の目的や、配信内容、配信日、配信場所、使用機材、配信までのスケジュールについて明らかにします。

②コンテンツ準備


企画が決まったら、具体的な配信準備に入ります。ライブ配信でセミナーを行う場合は、セミナーの目的に沿ったコンテンツを準備し、適切な講師を手配します。コンテンツの大枠が決まれば、進行台本、講演資料を準備します。講演資料がある場合、スライド資料への画面切り替えが必要になります。また登壇する人数によってカメラアングルの切り替えも変わってくるため、進行台本である程度決めておくほうがスムーズに配信できます。話す内容についても、およそ台本に書いておくと安心です。

③リハーサル


本番前に、リハーサルを行います。配信する会場、機材、レイアウト等本番と極力同じ環境で実施し、事前にオペレーションの問題点を確認します。また、視聴者目線においても、音が聞こえやすいか、資料が見やすいか等を確認します。通しで配信してみて、最後まで興味をもって見続けられるか、コンテンツの面白さや分かりやすさの視点でも確認し、適宜コンテンツの修正を行います。

④集客


ライブ配信の告知・集客を行います。YouTubeなど事前にリンクを発行できる場合は、ライブ配信リンクをSNSやウェブサイト等でシェアします。イベントページプラットフォーム等でライブ配信するセミナーの内容を告知し、集客してもいいでしょう。直前のリマインドメールも忘れずに。

⑤当日のトラブル対応


当日の機材トラブルによりライブ配信ができない、また視聴者の閲覧環境によりライブ配信が閲覧できないなどのトラブルが予想されます。閲覧するブラウザやOSのバージョン等、事前に対策ができる要因でライブ配信が見られないことがないよう、推奨環境を事前に告知しましょう。またインターネット環境によりどうしても閲覧できなかった視聴者への対応フローも事前に決めておくといいでしょう。

⑥ライブ配信実施後の対応


ライブ配信後は、適宜視聴者のフォローを行います。リード獲得が目的のセミナーであれば、セミナーの最後にアンケートを書いてもらい、そのフィードバックをもとにフォローの連絡を行います。またライブ配信した動画はアーカイブ化することでその後のコンテンツとしても活用できます。配信時1回限りではなく、PRコンテンツとしても活用を検討しましょう。

まとめ

ライブ配信までの準備事項や注意点について説明しました。手軽に始められるとはいえ、多数の視聴者が参加する大規模なイベントの場合、使用するカメラ・音響機材も多くなり、コンテンツの作り込み、当日の配信オペレーションも必要です。

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