動画付きランディングページはなぜコンバージョン率が高いのか?

ランディングページに動画を入れるメリット

ランディングページは、新規顧客のお問合せやサービス申し込みを獲得するために制作されることが多いでしょう。これらランディングページの目的(コンバージョン)が、動画を入れることで達成しやすくなります。
動画付きランディングページにすることでなぜコンバージョン率が高くなるのでしょうか。

1.滞在時間が長くなる
すでにランディングページはウェブ上に氾濫しており、ページのファーストビューのところを見てすぐにページを閉じてしまうユーザーも多いでしょう。
一方動画であれば、より興味を持ってもらいやすく、動画の長さ分はページに滞在して視聴される可能性が高くなります。ユーザーが長くページに滞在することで、検索プラットフォーム上でも評価が高くなり、検索結果に表示されやすくなります。

2.短時間で多くの情報を伝えられる
ランディングページは、情報量が多ければそれだけ読むのに時間がかかります。一方、1分の動画で伝えられる情報はウェブページ3,600枚分の情報に相当し、短い時間で多くの情報を伝えることができます。結果、ランディングページの目的であるコンバージョンへの行動促進までを短時間で伝えきることができ、ユーザーが問い合わせや申し込みを行いやすくなります。

3.興味を持ってもらいやすい
画像やテキストよりも、動画のほうが興味を持たれやすいメディアです。長いランディングページを読むのは億劫でも、動画で端的にまとまった情報があれば「まずこの動画を見てみよう」という気持ちになりやすいのではないでしょうか。

ランディングページに動画を入れる際のポイント

ユーザーの滞在時間を作り、短時間で情報を伝えられる動画ですが、やみくもに動画を掲載するだけでは、十分な効果を望めません。コンバージョン率を向上させるためにランディングページに動画を掲載する際のポイントについてお伝えします。

1.ファーストビューに置く
ランディングページを開いてまず目にするファーストビューに動画を置きましょう。 ファーストビューからその下へスクロールするユーザは約50%。ページの下部に向かうほどユーザの離脱が多くなります。
動画の効果を最大に発揮するためには、ぜひファーストビューに設置するようにしましょう。

2.動画を見るメリットを伝える
せっかく動画があっても、再生されなければ情報が伝わりません。「1分で分かる〇〇」「まずはこちらのデモ動画をご覧ください」等行動を促すメッセージが含まれていれば、動画を見るメリットが伝わり視聴につながります。動画の近くのバナーやサムネイル等で「動画を見よう」と伝えるようにしましょう。

3.CTAを動画の近くに設ける
ランディングページの目標であるお問合せや申し込みフォームボタン等のCTA(Call To Action:具体的な行動を喚起するメッセージやイメージ、ボタンなど)は動画の近くにも設置するようにしましょう。ランディングページを最後まで読まずとも、動画でサービスへ問い合わせをしたいと思えば、そのままコンバージョンにつながるかもしれません。

4.自動再生させない
ランディングページを開くと同時に動画が自動再生しないような設定にしましょう。動画を再生してほしいという思いから、自動再生に設定したくなります。しかし、ページを開いた瞬間音が鳴ると、公共の場や電車等の中で見ていたら、ユーザーがびっくりしてページを閉じてしまうことにつながります。動画は自動再生の設定にせず、ユーザーが自らクリックしてみてもらう設定しましょう。

5.尺は短めに
動画の長さ(尺)は1分から3分程度の短い動画にしましょう。動画が長くなりすぎると、最後まで動画を見られない可能性が高くなります。動画は、最後に行動喚起のメッセージを伝える構成にすることが多いと思います。次の行動につなげるためにも、伝えるべき情報を絞り、短くまとめることで最後まで見てもらうことを目指しましょう。

ランディングページに動画を活用しよう

ランディングページに動画を掲載することのメリットや、動画制作の際のポイントについてお伝えしました。動画を掲載することでランディングページの効果が高くなることは確かですが、動画の効果を十分に発揮するためには、ただ掲載するだけでは不十分です。動画を見てもらいやすくする工夫、動画を見たのちにランディングページからの申し込みや問い合わせにつながりやすくする導線を設計して、動画を最大限活用しましょう。

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