企業PRに使えるライブ配信ツールおすすめ6選!メリット・デメリットを解説

1.ライブ配信はアフターコロナの企業PRに必須

在宅勤務など新しい働き方が拡がったことで、従来の電話営業によるアポイント取得や、集合セミナーによるPRが難しくなり、企業の営業・マーケティング手法は大きな変化を求められています。非対面での企業PRが求められる今、ライブ配信の導入は必須です。この記事では企業が運用するSNSアカウント等と連動して配信できるライブ配信ツールについてお伝えします。

2.おすすめライブ配信ツール5つ

①YouTube Live
動画プラットフォームYouTubeでのライブ配信は、テレビ番組のようなハイクオリティな配信もでき、企業PRにおすすめです。PC、モバイルのほか、外部マイクやカメラを複数接続して本格的な配信を行うこともできます。モバイルでの配信にはチャンネル登録者数が1,000人以上必要です。また、PCからはチャンネル登録者数の制限がありませんが、ライブ配信の有効化に最大24時間かかるため、アカウント開設直後には配信できないことが注意点です。

メリット
プラットフォーム登録者が多い(世界20億人、日本6200万人:2018年時点)ため多数の視聴者に届けられます。またライブチャットを通じて双方向のコミュニケーションをとることができるのもメリットです。

デメリット
配信者の数も多いため、埋もれやすいのがデメリットです。

②Facebook Live
Facebookページ、個人アカウント、グループからライブ配信ができます。Facebookアカウントさえあれば、フィード投稿と同じような操作で簡単にライブ配信を始めることができます。

メリット
Facebookページやアカウントのフォロワー、グループのメンバーに通知が届くので、気づいてもらいやすいのがメリットです。ライブ配信中にコメントやいいねを使って双方向のコミュニケーションができ、ライブ中は「いいね」がたくさん押される傾向にあるのでFacebookページやアカウントのエンゲージを高めることにもつながります。

デメリット
Facebookのフォロワーにしか情報が届けられないことがデメリットです。また事前に配信予約をしてURLを発行することができないため、事前告知による集客ができません。

③LinkedIn Live
LinkedInページ、個人アカウントからライブ配信を行うことができます。ライブ配信を行うには、LinkedIn Live配信者になるための申請を行い、承認された組織またはメンバーのみが配信することができます。LinkedIn上でイベントを作成し、そのイベントをオンライン開催とすることで、ライブ配信の設定ができます。

メリット
ビジネスSNSであるため、ユーザーも企業向け商材の情報収集やリクルーティングなど、ビジネスの文脈で登録している場合が多く、企業ブランディングや企業向けPRに適しています。Facebook Liveと同様に、コメント・いいねで双方向のコミュニケーションができます。

デメリット
LinkedInのフォロワーにしか情報が届けられないこと、日本では他のSNSと比較して登録者数が多くない(約200万人)ため、視聴者数が少ないことがデメリットです。

④Twitter Live
Twitter Liveは、Twitter社が買収したPeriscopeを通じて配信されます。配信には、Periscopeのアカウントが必要です。モバイルを通じた配信が主流ですが、外部カメラ・マイクを用いた配信(エンコーダー配信)もできます。視聴者はツイッター上またはPeriscopeからライブ配信を見ることができます。

メリット
フォロワーのタイムラインにライブ配信が表示され、参加を促せることがメリットです。コメント、いいねで双方向のコミュニケーションをとることができます。

デメリット
事前に配信予約をしてURLを発行することができないため、事前告知による集客ができません。

⑤Instagram Live
Instagramはアカウントのブランドに共感するフォロワーが多い傾向にあり、個人向けにプロモーションや商品紹介を行う「ライブコマース」に適しています。

メリット
事前のリンク発行はできませんが、ストーリーズ等を通じて視聴者へ事前告知することができます。配信中はコメントで双方向のコミュニケーションができます。Instagramのアプリから簡単に配信を始めることができ、手軽さも魅力です。

デメリット
最大1時間までしか配信できないところがデメリットです。

⑥LINE LIVE
LINE LIVEアプリを用いてスマートフォンから簡単に配信することができます。個人アカウントからLINE LIVEを通じて配信する場合は無料ですが、公式アカウントから配信する場合は有料となり、配信前にライブ配信のための確認書で合意をとるため、すぐに配信を始められないことが注意点です。

メリット
LINE LIVEアプリをダウンロードすることで、個人アカウントからはすぐに配信することができます。視聴者はスマートフォン、PCから閲覧でき、LINE LIVEにログインしていなくても見ることができます。

デメリット
配信はスマートフォンからのみで、PCや外部カメラからの配信はできません。また配信時間は最大1時間になっています。

3.まとめ

ライブ配信は対面のように臨場感を持った配信ができ、また同時に多数のユーザーとコミュニケーションをとることができます。対面でのプロモーション・営業ではできなかった、数百人規模のお客様と同時にコミュニケーションできることが最大のメリットではないでしょうか。ライブ配信は、新しい企業PRの手法として、コロナ終息後も引き続き取り入れられていくだろうと思われます。

プラットフォームごとにメリットや制約があり、フォロワーの特性から、どのプラットフォームを用いるのが効果的かを考えて選びましょう。また、配信の際は、より多くの人に見てもらうための告知、離脱させない工夫や、コンテンツの作り込みが必要です。

SKYTOPでは、配信コンテンツの作成から当日の運用までワンストップのサポートを行っております。ライブ配信にご関心のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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